糖質を含んだ飲料を飲まなくても運動パフォーマンスが上がる手法

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糖質を含んだ飲料を飲まなくても運動パフォーマンスが上がる手法

2020/10/06

当院にご来院される方は健康意識が高い方も多く

 

日常的に散歩やジョキングなどスポーツされる方もいらっしゃいます。

 

 

そんな方に役立つかなという情報です。

 

運動時にスポーツドリンクを飲むのはエネルギー補給が目的です。

 

このエネルギー補給は特にスタミナが必要となる1時間以上継続して動く運動には必要となりますが

 

近年、運動時間が1時間未満の運動でエネルギーが枯渇しないような軽度な運動についても糖質を摂取した方がパフォーマンスが向上するという報告があるそうです。

 

 

糖質の摂取は脳内報酬系を構成する側坐核(腹側線条体)という部位でドーパミンが放出されます。

ドーパミンは神経伝達物質で運動調節、ホルモン調節、意欲、学習などに関わります。

 

なのでこのように中枢神経が刺激されて疲労の軽減やモチベーションが維持されて運動の維持やパフォーマンスの向上を期待できるのです。

この糖質摂取に関してとても興味深い研究結果があるのです。

実は。。飲み込まなくても同様の効果をしめす研究結果がいくつもあるのです。

 

 

このような手法を『マウスリンス』といわれ糖質が舌にある甘味受容体に結合することで同様の効果が発揮されるそうです。

 

高濃度糖質溶液によるマウスリンスは持久運動能力を向上させるのか(pdf)広島大学共同研究

 

なので糖質を含んだ溶液で口をゆすぐだけでも十分効果を期待できるというのです。

 

これはエネルギー補給で末梢組織が賦活したり水分補給により循環が改善しなくとも脳の活動が変動して運動パフォーマンスが変化するので運動をしている方は試してみてください。

 

広島大学の共同研究では運動開始から5分ごとに10秒間マウスリンスをしたそうですが糖質の濃度の差はそれほどなかったようです。

 

実際こまめにしないといけないかは不明なのですが喉は乾いてない時も運動の合間にマウスリンスを試してみてはいかがでしょうか。

 

それでは。

川口駅徒歩2分 もりもり整体院