人間関係で嫉妬するひとの思考

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人間関係で嫉妬するひとの思考

2021/09/14

人間関係のトラブルにおいて嫉妬はつきものです。

 

嫉妬をしてしまう人はなぜしてしまうのでしょうか。

中野信子さん著『キレる!』を参考としてお伝えします。

 

嫉妬で例にしやすいのが恋愛関係上の問題です。

 

例えば高校生AさんはBさんのことが好きでしたが最近Aさんと同じ部活のCさんと付き合い始めたという噂を聞いて『なんであいつが。。。』と嫉妬にさいなまれます。

 

よくありそうなシチュエーションですがポイントは2点です。

1つ目は『似ている』という点です。

 

これは顔が似ているというよりはCさんはAさんは同じ部活であり同学年です。

これが2つ上の先輩だったり全く違う部活や学校が違うと若干嫉妬はしにくくなります。

 

さらにもう1つは

『達成可能かどうかということです。』

 

どういうことかというと例えば同じ学年であってもサッカー部とすると

Aさんがスタメンではなく補欠でいつもベンチを温めているがCさんは同学年で唯一スタメンに起用され監督や上級生からも期待されているような逸材とされていたり、昔からCさんが人一倍努力家で自分では到底できないような努力を何倍も努力している。部活以外でクラブチームに所属している。

 

となると『自分ではできないことをしているなぁ。』となると嫉妬しづらくなるということです。

 

周囲やご自身に置き換えてみると想像しやすいかもしれません。

 

ある意味嫉妬されているということは『こいつができて俺にできないはずはない。』と思われているかもしれません。

それが圧倒的な結果や取り組む姿勢を知っていればもしかしたらその嫉妬から解放されるかもしれません。

 

しかし嫉妬している側だとすると相手に負の感情を抱いていても事態が自分の思った通りに行くことはないかもしれません。ましてやライバルを意図的に蹴落とすようなことをしてしまっては自分の成長に繋がらないですしかえって自らの印象を悪くしてしまいかねません。

 

まずはつらいかもしれませんが相手との違いを知って自分と向き合うことがひつようかもしれません。

恋愛だけでない仕事や友人関係でも陥りやすいシチュエーションですのでドツボにはまらないようにしていきましょう。