『心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ』を読んで

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『心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ』を読んで

2020/12/14

12月に入り大掃除の季節ですね。

我が家でも着々と大掃除が進んでおります。

エアコンや窓掃除、服の整理などしてますが大物としてはソファーを捨てました。

 

ソファーもへたってっきてはいましたが座りなれていたし何度も寝落ちしたことのあるほどなのでまだまだ使えましたが思いきって捨ててしまうと案外なくても平気ですし後悔は今のところなくスペースができたので気持ちも軽くなりました。

 

というわけでタイトル通り本の感想です。

『心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ』はアメリカの片づけコンサルタントをしていて全米ではメディアで注目されたりハリウッドセレブの中でも支持者が増えているブルックス・パーマーさんが著者で弓場隆さん訳の本です。

 

日本でいうこんまりさんみたいな感じでしょうか。

 

本では冒頭

お客さんのお宅に伺うと、そこにあるものの75%はもはやその人たちの役に立っていないことがわかります。この本を書いたのは、あなたの心と生活を乱している不要で余計なものを排除し、自分にとって本当に大切なものを発見して本来の生活を取り戻してほしいからです。

とあります。

捨てる判断ができない人にとって『役に立たない』というのは百も承知だという方もおられると思いますがパーマー氏はものへの執着が過去の人や自分や栄光への執着とイコールでそのもの自体があることによって人生を変えるのに必要な変化の妨げやあることによって前に進まなくなっている元凶になると言います。

 

逆に買い物でストレス発散したりものを買うことによって満足感を得られるということの方が理解しやすいかもしれません。

 

しかしこれに関してもきっぱりと言います。

 

物を手に入れれば幸せになれるという考え方を捨てましょう。

物を手に入れた時の喜びの本当の理由は、物を手に入れたことによるのではなく、欲しくてたまらないという苦痛から解放されたことによるものなのです。

 

あなたが感じている幸せは物欲を一時的に満足させたことによるものなのです。

あなたは(物を手に入れずとも)今のままで十分に幸せなのです。 

まさに今に集中し煩悩を捨て去ることのような悟りへの道のようですね。 

ということでとにかく不要なものを徹底的に捨てるということを何度も本書で訴えています。

 

そして片づけコンサルタントの仕事を通じてクライアントとの実体験を通して様々な例を紹介しています。

驚くことに捨てられないというクライアントの原因は様々ですが片づけを通してクライアントはパーマーさんとのやり取りでほとんどの方が泣きます。

 

もうみんな泣いているんじゃないかというくらい。

そしてそれを機に仕事の業績が上がったり、夫婦仲が良くなったり、体の不調が改善したり、元カレとの思いを断ち切って前向きになったり、自分の立てた目標を達成できるようになったりと『捨てる』作業を通じて良くなっていきます。

 

ものを捨てる=こころのガラクタを捨てるということなんだと思わせてくれます。

 

日本人は昔から物を大切にするということが素晴らしいという考えが脈々と受け継がれていると思うのでスーッと入ってくるかは人によって違うかもしれませんが、自分で決断して捨てると何かは変わるような気がします。

 

ポイントはパーマーさんが強引に捨てるということではなく最終的には自分で今まで捨てることのできなかったものを捨てるということだと思います。

 

捨てようとする過程が過去のガラクタと過去の自分

今の自分が取捨選択して本当にこれからも必要なものかどうかを知ることは過去の自分と向き合う一つの手段でもあると思いました。

 

でも重く考えるよりも来年を少しでも気分よく迎えられればいいのかなと思います。

 

興味がある方はご一読してみてはいかがでしょうか。

『心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ』

 

慣れない大掃除で体が気になる方はお気軽にご相談ください。

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