新型コロナとインフルエンザの死亡者数

お問い合わせはこちら

ブログ

新型コロナとインフルエンザの死亡者数

2020/04/15

毎日のように嫌でも情報が入ってきますよね。

 

やれ病院でクラスターが発生したとか新生児が罹患したとか家族内で感染しているとかある団体内で広がったみたいな感じでコロナの感染力の強さを物語るような情報が更新されている状態です。

 

かれこれ2月27日に安倍首相が全国の学校に休校要請してから一か月半が経過しております。

 

当初は未知の病原体が中国から世界中に蔓延していくさまを見てきたわけですがデータが少し集まってきたのでちょっと数値を確認しようと思ったのと今まで何かと比較されてきた例年流行る季節性インフルエンザとの数値を比較してみようと思いました。

 

数値で見た方が分かりやすいところもあるので。

 

データとグラフで見る新型コロナウイルスからの抜粋です。(4月14日23時までのデータです。)

国名 感染者数 死者数 致死率(%)
日本 7,677 143 2
韓国 10,537 217 2
中国 83,213 3,345 4
アメリカ 580,619 23,529 4
ドイツ 130,072 3,194 2
スペイン 170,099 17,756 10
フランス 137,875 14,986 10
イギリス 89,570 11,347 12
イタリア 159,516 20,465 12
世界全体 1917,641 119,502 6

致死率は四捨五入してざっくり出してます。

国によってかなりばらつきがあるのと海外からも指摘されていますが日本のPCR検査数が少なすぎるので参考にするには少し弱いかなというところです。

またコロナは感染しても不顕性の場合があるので分母が増える分実際は致死率はもっと少ないことが予測できます。


さて季節性のインフルエンザですが

厚生労働省が算出している人口動態統計月報の33ページを参照すると

インフルエンザ(新型インフルなどは含まない)が死因とされているのが

令和元年3,221人

平成30年3,197人

累計で1月~7月までです。

 

な、なんと。。。

またこの数値はインフルエンザを直接的な死因とする死亡診断書をもとにしているらしく国際基準に則った統計のようです。

 

なので例えばインフルエンザから肺炎に移行して亡くなった場合はカウントされないということを考慮するとインフルエンザからの合併症などで亡くなった人をカウントするともっと多くの数が算出されることが考えられます。

例年冬に流行る傾向のあるインフルエンザは2019年のデータでは

1月だけで1,685人

2月1,107人

3月258人の方が亡くなっており3か月だけで年間の死者数の95%にも上ります。(プレジデントonlineからの抜粋)

 

厚生労働省の新型インフルエンザに関するQ&A

Q.10通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか?

例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。

 

との回答があります。

例に出しているいるのが2001年~2005年で20年前よりも最近は10倍以上の死者数がいるのでここ数年では感染者数もかなり増えていると言えます。

また年間死亡者数は世界で約25~50万人、日本だけでも約1万人となっていますがこれは先ほどの国際基準ではなく間接的な合併症での死因も含めているものと考えられます。

 

ここでもう一つの記事

新型コロナの致死率は新型コロナの10倍WHO見解

とテドロス事務局長がおっしゃっています。

新型インフル(wiki)は2009年に日本で流行したのですが海外から帰国した高校生が初めて罹患したそうです。翌2010年1月3日に日本では新型インフルエンザで203人の方が亡くなったと発表したそうですが中には死因が新型インフルエンザと特定できなかった例も含まれているようです。

個人的には季節性インフルエンザと比較してよと思いました。

新型コロナに新型インフルエンザ名前は違うと全く違うので勘違いしないように気をつけてください。

季節性インフルエンザの10倍の致死率ではないのでご安心を。

 

緊急事態宣言やこれまでの自粛要請で季節性インフルエンザの感染者数は例年よりも400万人少ないというデータもあるのでそういう意味では季節性インフルエンザの猛威は回避できたと思いますが、今我々が日々不安に感じている新型コロナがどの程度危険なのかは冷静に判断した方が良いフェーズに入ってきているのではないかと思います。

 

もし去年や一昨年に季節性インフルエンザで1月だけで1,600人の死亡者が出たと報道されていたらどう感じていたでしょうか。

 

新型コロナとはまだまだこれから長期戦を強いられそうな状況ではありますがまずは確実な情報やデータをもとに適切な対応や冷静な判断が必要ではないかと思います。

 

気持ちをしっかりとセンセーショナルな報道に踊らされないようにしていきたいものです。

それでは。